かっぱの好物といえば…… 谷川俊太郎 『ことばあそびうた』
森の裏庭に
きゅうりがなりました。
きゅうりといえば、
かっぱの好物。
かっぱといえば、
自然と口をつくのがこれ。
――かっぱかっぱらった
――かっぱらっぱかっぱらった
――とってちってた
谷川俊太郎さんの
『かっぱ』です。
リズムよく
口を動かすと
この暑さをのりきる
推進力がうまれます。
梨木香歩さんの
『家守綺譚』にも
かっぱは登場しました。
かっぱの研究といえば
民俗学者の小松和彦さん。
ポピュラーな妖怪
かっぱについて
この夏に研究してみるのも
愉しいかもしれませんね。
『ことばあそびうた』
作/谷川俊太郎
絵/瀬川康男
福音館書店 定価(1,000円+税)
『家守綺譚』
著/梨木香歩
新潮社 1,512円
『怪異の民俗学 <3> 河童』
編/小松和彦
河出書房新社
おはなしの森では、
絵本に登場するキャラクターの人形を作る会を
定期的に設けています。
前回はぐりとぐらを作りました。
9月は、エルマーのりゅうを作ります。
材料はフェルトにリボン。
カラーもシルエットも、
まさにボリス。
参加をお考えの方は、
お気軽にスタッフにおたずねください。
≪夏の子ども手づくり教室のお知らせ≫
●やさしく風にゆれるモビール
ヒンメリを作りましょう。
7月30日(木)
10:30~12:00
定員 6名
講習費 500円
光のモビールと呼ばれるヒンメリは、
フィンランドの伝統的なつるし飾り。
麦わらに一筆書きのように糸を通し、
立体的に立ち上がった幾何学模様は
とても綺麗です
今回は涼しげな色合いの
ポリエステルのストローを使って作ります。
著/おおくぼともこ
プチグラパブリッシング 2,052円
●顔がとび出す
小さな絵本を作りましょう
8月11日(火)
10:00~13:00
定員(小学生対象) 6名
講習費 1200円
四場面で、四つの顔がとび出す折りたたみ絵本です。