夏休みまで指折り数えて。 『カエサルくんとカレンダー』『カエサルくんと本のおはなし』
変わり朝顔にまけじと
夕顔もきれいな花を咲かせます。
赤花夕顔のつるには
たくさんトゲがついています。
夏休みまであと少し。
カレンダーの日付が気になる時期です。
せっかくですから、
カレンダーの歴史を学んでみませんか。
『カエサル君とカレンダー 2月はどうしてみじかいの?』
文/いけがみしゅんいち
絵/せきぐちよしみ
福音館書店 定価(1,200円+税)
教えてくれるのは、
ローマの将軍ガイウス・ユリウス・カエサル。
(英語読みだと、ジュリアス・シーザーです)
なぜ、ローマの将軍が
案内人として登場するのか。
その理由もまた、
ページをめくればわかるのです。
ちょっとだけお話すると、
カエサルくんは
ある暦(カレンダーのことです)を
制定した人なのです。
カレンダーをにらんでいても
平日は旗日になりませんが
この絵本を開いてみたら
見えてくるものも、色々あります。
同じくカエサルくんシリーズで
『カエサルくんと本のおはなし』
があります。
こちらはカエサルくんと一緒に、
本の歴史をひもといていきます。
その昔、
本は今のような形ではありませんでした。
石に彫った時代、
骨に刻んだ時代、
草、皮、竹……。
色々な時代を経て、
今の紙のすがたになりました。
本も
文字も、
あたりまえのように
使っているけれど
むかしはとっても
特別なものだったんですね。
≪参加者募集のお知らせ≫
おはなしの森では、
絵本に登場するキャラクターの人形を作る会を
定期的に設けています。
前回はぐりとぐらを作りました。
9月は、エルマーのりゅうを作ります。
材料はフェルトにリボン。
カラーもシルエットも、
まさにボリス。
参加をお考えの方は、
お気軽にスタッフにおたずねください。
≪夏の子ども手づくり教室のお知らせ≫
●やさしく風にゆれるモビール
ヒンメリを作りましょう。
7月30日(木)
10:30~12:00
定員 6名
講習費 500円
光のモビールと呼ばれるヒンメリは、
フィンランドの伝統的なつるし飾り。
麦わらに一筆書きのように糸を通し、
立体的に立ち上がった幾何学模様は
とても綺麗です
今回は涼しげな色合いの
ポリエステルのストローを使って作ります。
著/おおくぼともこ
プチグラパブリッシング 2,052円
●顔がとび出す
小さな絵本を作りましょう
8月11日(火)
10:00~13:00
定員(小学生対象) 6名
講習費 1200円
四場面で、四つの顔がとび出す折りたたみ絵本です。
家族、動物、妖怪……四つの横顔を考えてきてくださいね。