2018/06/30
2018/06/29
土をつくるいきものたち。
ナンキンハゼの雄花が
散り始めています。
石の上を
小さな虫たちが行きかいます。
せわしないのは
蟻。
たくさんの足で
リズムよく歩くのは
ダンゴムシ。

森の庭には
ダンゴムシが
たくさんいます。
ダンゴムシは
ミミズとおなじように
落ち葉を食べて
土を作ります。
カルシウムをとるために
コンクリートをかじったりも
するんですよ。
小さな生き物たちの
大きなはたらきで
土は豊かになっています。

『ぼく、だんごむし』
文/得田之久
絵/たかはたきよし
福音館書店

『ダーウィンのミミズの研究』
文/新妻昭夫
絵/杉田比呂美
福音館書店

『ポットくんとミミズくん』
文/真木文絵
絵/石倉ヒロユキ
福音館書店
2018/06/25
海へ行った日のこと
真夏のような
一日でした。
ナンキンハゼの木には
蜂や蝶が
集まっています。
数日前は
いかにも梅雨らしい
雨と風の日で
夜には少し
肌寒かったのを
覚えています。
その日に
海へ行きました。
大きな通りを渡った先にある海は
満ち潮の時間で
それでもまだ
砂浜が広々しています。
菊の花のような
海藻。
これはツメタガイという
肉食の貝です。
砂浜のあちこちの
この貝の卵(卵塊)が
転がっていました。
その形から
砂茶碗と
呼ばれているそうです。
自然のものは
不思議で
おもしろくて
見ていてあきることが
ありません。
森の本棚には
海の科学本も
たくさんそろっています。
楽しみを探しに
ぜひいらしてください。
2018/06/24
2018/06/20
2018/06/15
2018/06/14
トネリコスプラウト。
おはなしの森の裏庭は
トネリコの木が生えています。
花の季節には
クマバチがBububu…Bubububu…と
枝を揺らしながら花粉を集めます
(クマバチの羽音は、
庭の反対側にいても聞こえます。
名前の通り、体がおおきく
むくむくと毛深い蜂ですが、
礼儀正しく接している限り
おそいかかっては来ません)。
花の後には実がなって、
それはとりもなおさず“種”なのですが
トネリコの種は稲穂のように
たくさん、たくさんなります。
種はやがて、地面に落ちます。
ただ、発芽するのは
せいぜい一つか二つといったところ。
ところが今年は、
事情が違いました。
小さな
双葉が
そこかしこに
あらわれたのです。
トネリコの木の下を中心に
密集して生えています。
落ちたすべての種が
ーーよし、今年は発芽するぞ。
と、決意したかのようです。
今年の気象条件が
トネリコの発芽に
ぴったり合っていたのでしょうか。
まるで
スプラウトのように
びっしり
みっしり
生えそろっています。
2018/06/13
2018/06/12
2018/06/03
2018/06/02
2018/06/01
六月の詩『森の小鳥 / ジェイムズ・リーヴス』(「ライラックの枝のクロウタドリ」より)
森の小鳥
森の小鳥はうたいます 緑の草地を
岸辺にプリムローズが咲いている
小さな池のことをうたいます
森の小鳥はうたいます 陽のさす庭を
花の香りがみち満ちる
夜の庭のことをうたいます
森の小鳥はうたいます 水が流れおちるさま
お姫様の波うつ髪が
流れるような滝のことをうたいます
森の小鳥はうたいます 遠い国々を
波が泡立つ砂浜の
海の向こうの山々をうたいます
はるか遠くの山の上 そのてっぺんに町があり
灰色ひげの魔術師が
金の冠をかぶって座ってる
森の中 高い木々の梢にとまり
小鳥たちが うたうのは
どの歌もみな
この年とった 魔術師が教えてくれたもの
詩集『ライラックの枝のクロウタドリ』より
ジェイムズ・リーヴス 詩
エドワード・アーディゾーニ 絵
間崎ルリ子 訳 こぐま社
おはなしの森を楽しむ会【フラワーアレンジメント教室】
6月12日㈫
10:30 - 12 : 30
定員6名
講習費/¥3000
講師/フラワーコーディネーター飯田美智子さん
梅雨時にぴったりの、ハーブとお花のアレンジです。心地よい香りで、気分もさわやかに!
※花バサミをお持ちください。
10:30 - 12 : 30
定員6名
講習費/¥3000
講師/フラワーコーディネーター飯田美智子さん
梅雨時にぴったりの、ハーブとお花のアレンジです。心地よい香りで、気分もさわやかに!
※花バサミをお持ちください。
登録:
投稿 (Atom)