しずかなことば、ふりつもるゆき。 ウォルター・デ・ラ・メア『ホワイトクリスマス 「雪」』
冬の日に
小雨がふってくると
――雪になるかなぁ、と
思います。
冬の日に
空気がしんしんと
はりつめてくると
――雪になるかなぁ、と
思います。
わくわくして
どきどきして
白い世界を
のぞんでいます。
『ホワイトクリスマス 「雪」』
作/ウォルター・デ・ラ・メア
絵/カロリーナ・ラベイ
訳/海後礼子
岩崎書店 定価(1,400円+税)
今年の冬に、おすすめの一冊です。
文章は、
イギリスの詩人ウォルター・デ・ラ・メア。
おはなしの森でも、
名作古典『孔雀のパイ』が
ひそやかに売れ続けています。
『孔雀のパイ』
作/ウォルター・デ・ラ・メア絵/エドワード・アーディゾーニ
瑞雲舎 定価(1,800円+税)
雪の日に、たくさんの言葉はいりません。
だって、雪にすいこまれてしまうから。
こどもたちが、雪の日を過ごす一日を
どうぞ楽しんでください。
≪おはなしの森を楽しむ会≫
来年の干支は、おさるさん。
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