ミミズの研究者でもあったダーウィン。 チャールズ・ダーウィン/夏目大訳『超訳 種の起源』他
サトイモの葉っぱが
まるで
森みたい!
この夏、
森太郎は
ダーウィンにまつわる本を
読んでいます。
森の庭の土づくりで
たくさんのミミズを
みつけました。
ミミズと
ダーウィン。
どういう関係?
実は、
ダーウィンは
ミミズ研究の
第一人者でもあったのです。
『超訳 種の起源 生物はどのように進化してきたのか』
著/チャールズ・ダーウィン 訳/夏目大
技術評論社 定価(1480円+税)
十代の子どもたちに向けて書かれた
シリーズの一冊です。
原著は
学会で発表された論文。
ちょっと
とっつきにくい。
一方、
この超訳本は、
ダーウィンといえば
進化論?
ガラパゴス?
という、
大ざっぱな知識しかなくても
気軽に手が取れる本です。
ダーウィンの進化論は、
自身が発表をためらうほど
当時の宗教的な倫理観に
反したものでした。
政治、レイシズム、
各々の主義主張を正当化する理由として、
利用されることもあったようです。
この本を読んだ後、
超訳ではない『種の起源』に
挑戦してみるのも
いいと思います。
自然に驚く絵本を
一冊。
『石の卵』
文・写真/山田英春
たくさんのふしぎ傑作集
福音館書店 定価(1300円+税)
ドラゴンの卵と呼ばれる、
おどろくべき石の写真絵本です。
まるい石を二つに割ると、
瑪瑙やオパール、
美しい鉱石が封じ込められている。
それが“サンダー・エッグ”です。
こんなに
不可思議なものを
生みだす自然って
すごいですね。
身近に
不思議は
いっぱい。