風の名前をよんでみる 高橋健司『空の名前』
朝には雪が舞い、
今年一番の
寒さになりました。
きのうの雨で
空中の塵が
洗い流され
空の青は
透明そのもの。
天気予報を見ていると、
気象用語には
風雅なものが
たくさんあることに
気づきます。
風の名前を、
呼んでみる。
空の名前を、
呼んでみる。
目に見えないけれど、
感じるもの。
目に見えるけれど、
触れられないもの。
そういったものが、
わたしたちの周囲にはたくさんあります。
『空の名前』
著/高橋健司
角川書店 2625円（税込）
花かんざしは
白い玉がすこし
ほころんできました。
ずっとアラレみたいな
玉のままかと思っていたのは、
森太郎です。
花をきらさず、
咲き続けている金魚草。
じわり、じわりと
頭をもちあげる、
首長竜の風格ある
シクラメン。
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