チューリップ、植木鉢の秘密とフェルメール。 真木文絵『ポットくんのおしり』 林綾野『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』
春に咲く球根を植える季節です。
ぐいっと地面にうめてしまえば
芽が出てくる…と思いがちな球根。
きちんと上下があったり、
かぶせる土の量が
球根ごとにちがっていたりします。
(上下が逆さまでも、
土中でアクロバティックに苦心して
きっと芽を出してくれる彼らですが)
鉢植えにするなら、
どんな植木鉢がいいでしょうか。
ぴったりの大きさや、
底にあいている穴について
ポットくんとみみずくんに、
たずねてみることにしましょう。
『ポットくんのおしり』
作/真木文絵
絵/石倉ヒロユキ
福音館書店
定価(1,000円+税)
チューリップはオランダの国花。
17世紀のアムステルダムでは、
チューリップの品種改良が
さかんに行われ、
めずらしいものは高値で取引されました。
オランダの画家フェルメールも
チューリップを愛でたでしょうか。
『フェルメールの食卓
暮らしとレシピ』
著/林綾野
講談社
定価(1,800円+税)